最近、とても私好みの筆記具に出会ってしまいました。
— 世界の筆記具ペンハウス🐧 (@pen_house) February 14, 2025
ZEBRAのシャーボXの初代モデル復刻版です。
ヘアライン加工/メッキ加工/黒染め加工と日本が誇る高い金属加工技術を再現した至極の1本!
数量限定なのがさらに私を誘います。https://t.co/33Qn02g5HT pic.twitter.com/6f433iDD4X
「シャーボX、どれがいいんだろう?」その疑問、よくわかります。
ゼブラが誇るカスタマイズ可能な多機能ペン、シャーボX。魅力的なモデルが多く、TS10の高級感、CB8の軽快さ、LT3のスリムさなど、選択肢は実に多彩です。リフィルの種類も豊富で、エマルジョンインクやジェルインク、シャープメカと、自分だけの一本を作り上げる楽しみがあります。
この記事では、そんなシャーボXのラインナップを徹底比較し、あなたの目的や好みにぴったりの一本を見つけるお手伝いをします。後悔しない選び方から、長く愛用するためのメンテナンスのコツまで、詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
- シャーボXの全モデル特徴と違いを徹底解説
- あなたに最適なシャーボXを見つける選び方のコツ
- 豊富なリフィル(インク・シャープ)の賢い組み合わせ術
- 購入前に知りたいシャーボXの注意点とメンテナンス法
シャーボXどれがいい?人気モデル徹底比較と選び方
- シャーボXの魅力とは?基本構造とカスタマイズの自由度
- 【比較表】シャーボX主要モデルスペック早わかり
- 高級感と多機能性を追求するなら:シャーボX TS10
- デザインと軽快な使い心地で選ぶ:シャーボX CB8
- スリムボディと実用性を重視するなら:シャーボX LT3
シャーボXの魅力とは?基本構造とカスタマイズの自由度
シャーボXの最大の魅力は、ボディ(本体軸)とリフィル(シャープメカ部品やボールペン替芯)が別売りで、自分好みの一本を創り上げられる高いカスタマイズ性にあります。
ユーザーは豊富なボディデザインから選び、ボールペンのインク種類(エマルジョン、ジェル、油性)、色、芯の太さ、シャープペンシルの芯径(0.3mm, 0.5mm, 0.7mmなど)を自由に組み合わせ可能です。例えば、普段使いに滑らかなエマルジョンインクの黒と赤、手帳用に0.3mmシャープというように、具体的な使用シーンを想定してパーツを選べます。この「選ぶ楽しみ」と手間が、完成したペンへの深い愛着を生みます。
さらに、ゼブラの技術により、ペンを振った際のガタつきを抑える内部構造や、芯を切り替える際の「しっくり」とした回転の作動感など、感性品質にもこだわって設計されています。これらの細やかな配慮が、書く道具としての高い機能性と所有する喜びを満たし、シャーボXを単なる筆記具以上の存在にしています。
ということで
— グラフ・フォン・デュポン (@graf_von_dupont) January 23, 2024
追加でシャーボX TS10 ブラウンゴールド/ ボルドーも貰いましたー
ダブったブラックゴールドは家族行き笑#文房具 https://t.co/XAXWD4rK6g pic.twitter.com/BOWKfQdeSO
【比較表】シャーボX主要モデルスペック早わかり
数あるシャーボXの中から、特に人気の高い主要モデルをピックアップし、そのスペックを表にまとめました。価格帯、素材、重量、サイズ、そしてリフィルの構成(ボールペン何本+シャープペン何本を基本セットできるか)は、ペンを選ぶ上で重要な比較ポイントです。ご自身の予算や重視する点(例えば、軽さ、高級感、スリムさなど)と照らし合わせながら、どのモデルが候補になりそうか、まずは大まかに把握してみましょう。
この表は、多岐にわたるシャーボXのラインナップの中から、自分にとって最適な一本を見つけ出すための羅針盤のようなものです。各モデルの基本的な特性を一覧することで、それぞれのペンの個性や位置づけが明確になります。例えば、予算を最優先するのか、特定の素材感を求めるのか、あるいは携帯性を重視するのかといった、ご自身のニーズと各モデルのスペックを効率的に照合できます。この表を参考に、気になるモデルが見つかったら、続く各モデルの詳細解説でさらに深く掘り下げてみてください。自分にぴったりのシャーボXを見つける第一歩として、ご活用いただければ幸いです。
モデル名 (Model Name) | 参考価格帯(税込) (Price Range, Tax Incl.) | 主な素材 (Main Material) | 重量 (目安) (Approx. Weight) | サイズ (全長×最大軸径) (Size: Length x Max Diameter) | 標準リフィル構成 (Std. Refill Config.) | 特徴 (Key Feature) |
シャーボX TS10 | ¥13,200~ | 真鍮、アルミニウム (塗装、メッキ仕上げ) | 約26.0g | 約142.9mm × 11.8mm | BP3本+SP1本 | 最上位モデル、重厚感、高級感ある塗装、ゴールドパーツ |
シャーボX CB8 | ¥11,000~ | 上軸:アルミ、下軸:カーボン | 約22.6g | 約138.0mm × 10.8mm | BP2本+SP1本 | カーボン採用、軽量性とデザイン性、指紋が目立ちにくい |
シャーボX LT3 | ¥4,400~ | 真鍮 (塗装仕上げ) | 約19.8g | 約133.9mm × 9.3mm | BP2本+SP1本 | スリムボディ、高精度なペン先、比較的軽量 |
シャーボX ST3 | ¥4,400~ | 真鍮 (塗装仕上げ) | 約22.1g | 約138.1mm × 11.2mm | BP2本+SP1本 | シンプルなモノトーン、ビジネスシーン向け、標準的モデル |
シャーボX SL6 | ¥7,700~ | 真鍮 (レザー調塗装、シルク印刷仕上げ) | 約19.5g | 約133.9mm × 9.3mm | BP2本+SP1本 | レザー調塗装、スリム、豊富なカラーバリエーション |
高級感と多機能性を追求するなら:シャーボX TS10
シャーボXシリーズの最上位モデル「TS10」は、13,200円からと高価ながら、価格に見合う重厚感と高級感を備えています。軸素材に真鍮やアルミニウムを用い、深みのある本体カラーにゴールドのアクセントが施されるなど、所有する喜びを満たすデザインが特徴です。「グラファイトブラック」のガンメタルコーティングや豊富なカラーバリエーションは、アクセサリーのような風格を与えます。
大きな特徴は、ボールペンリフィル3本とシャープメカ1本、合計4機能を搭載できる点です。他の主要モデルより1機能多く、多くのインク色やペンを一本に集約したいユーザーに最適です。
重量約26.0g、全長約142.9mm、最大軸径約11.8mmとやや大ぶりで重めですが、この重みが安定した筆記感につながるとも言われます。ペンを振った際のガタつきを抑え、製品剛性を高めた設計や、しっくりとした回転の作動感も追求され、細部へのこだわりが感じられます。ビジネスシーンでのステータスシンボルや特別な一本を求める方におすすめです。
デザインと軽快な使い心地で選ぶ:シャーボX CB8
「CB8」は軸の一部にカーボン素材を採用し、デザイン性と機能性を両立させたモデルです。価格は11,000円からとTS10に次ぐ高級ラインですが、カーボンの採用により見た目の重厚感に反して比較的軽量(本体軸のみで約22.6g)です。カーボンファイバーの独特な織り目模様はスタイリッシュで、指紋が目立ちにくい実用的なメリットもあります。
リフィル構成はボールペン2本+シャープメカ1本が基本です。CB8の興味深い点は、内部パーツに金属が使われていることです。他のモデルが樹脂パーツを使う中、CB8では金属製との報告があり、カーボン素材の軽さを補い重心バランスを調整するためではないかと推測されています。
回転のスムーズさやペン先のぐらつきの少なさも評価されており、総合的な満足度が高いモデルです。デザインにこだわりたいがTS10ほどの重厚さは求めず、日常的にアクティブに使いたい方に向いています。現代的な素材と伝統技術が融合したバランスの取れた一本です。
スリムボディと実用性を重視するなら:シャーボX LT3
「LT3」は、シャーボXシリーズの中でも特にスリムなボディ(最大軸径9.3mm)と比較的軽量な設計(約19.8g)が特徴です。価格も4,400円からと手頃で、手の小さな方やコンパクトに持ち運びたいユーザーに人気があります。
LT3の特筆すべき点はペン先の精度です。「ほとんどぶれない高精度のペン先」と評され、多機能ペンにありがちなペン先のぐらつきや音が非常に少ないとされています。これはシャープペン部分でも同様で、ストレスフリーな筆記体験を提供します。消しゴムキャップや軸の接合部に金属パーツが使われ、価格に対して高級感があるという評価もあります。
一方、注意点として「塗装が剥げやすい」ことが挙げられます。使用に伴い塗装が削れ、下地の真鍮が見えることがありますが、これを「使い込んだ味」として愛着を感じるユーザーもいます。リフィル構成はボールペン2本+シャープメカ1本。日常使いでの携帯性と筆記時の安定感を求める方や、シャーボX入門に適しています。
後悔しないシャーボXはどれがいい?目的別おすすめとリフィル活用術
- 書き味を左右する!シャーボXリフィルの種類と選び方(エマルジョン・ジェル・油性)
- ビジネスシーンで輝くシャーボXは?ST3・SL6もチェック
- プレゼントにも最適!シャーボX選びのポイントと注意点
- 長く愛用するために知っておきたいメンテナンスと豆知識
書き味を左右する!シャーボXリフィルの種類と選び方(エマルジョン・ジェル・油性)

シャーボXの魅力を最大限に引き出すには、リフィル選択が非常に重要です。インクの種類と芯の太さが書き味や用途適合性を大きく左右します。ゼブラは主に3種類のボールペンインクと複数の芯径のシャープメカを提供しています。
「エマルジョンインク」(ESB芯)は、油性のしっかり感と水性(ジェル)の滑らかさを融合させたゼブラ独自インク。掠れにくく濃く鮮やかな筆跡で、普段使いからビジネスまで幅広く対応します(芯径0.5mm、0.7mm主流)。
「ジェルインク」(JSB芯)は、「サラサ」でおなじみ。発色が良くさらさらとした軽い書き味が特徴です。色の種類も豊富で、ノートや手帳をカラフルにしたい方に人気です(芯径0.4mm、0.5mm)。
「油性インク」(4C芯)は伝統的な油性インクで、耐水性・耐光性に優れ、複写伝票など筆圧が必要な場面でも安定。公的書類にも適しています(芯径0.7mm、1.0mmなど)。
シャープメカは0.3mm、0.5mm、0.7mmから選べ、用途に応じた選択が可能です。
注意点として、シャーボXリフィルは「4C規格」準拠ですが、シャーボX専用に最適化されています。他社製リフィルとは互換性がない場合が多いため、シャーボX専用またはゼブラ推奨品を選びましょう。過去にはスタイラスリフィルもありましたが、現行は筆記用が中心です。
ビジネスシーンで輝くシャーボXは?ST3・SL6もチェック
本日2/22に、多機能ペンのシャーボから『シャーボX SL6』 が登場🙌
— ゼブラ (@suraripen) February 22, 2021
9.3mmのスリムボディに、ピンクゴールドとブルーゴールドのパーツが華やか✨
優しい色合いのボディに革の質感を表現したレザー塗装が手に優しくなじみます😊
機能も見た目も実力派の1本です✍️
※リフィルは別売りとなります pic.twitter.com/h7pVdafEOX
ビジネスシーンではTPOに合わせたペンの選択が重要で、デザインや質感が持ち主の印象を左右します。「シャーボX ST3」はシンプルで落ち着いたモノトーンデザインが特徴で、どんなスーツや手帳にもマッチしやすく、長年支持される定番モデルです。価格も4,400円からと導入しやすく、真鍮に塗装仕上げで適度な重量感(約22.1g)があり、安定した筆記が可能です。質実剛健な印象で、信頼感を演出したい場面に向いています。
もう少し個性を出したい、あるいは女性へのギフトにも選びやすいのが「シャーボX SL6」です。スリムな軸(最大軸径9.3mm)にレザー調塗装が施され、シックな色から優しい色合いまで豊富なカラーバリエーションがあります。レザー調仕上げは温かみのある手触りを提供し、重量も約19.5gと軽量で携帯性に優れています。ゴールドパーツがアクセントのモデルもあり、上品な華やかさを添えます。
これらのモデルはボールペン2本+シャープペン1本が基本構成。ビジネスでは黒・赤ボールペンとシャープが一般的ですが、ブルーブラックインクで知的な印象を加えたり、シャープを0.7mmにして資料書き込みやマークシート用途に対応させるなど、シャーボXならではのカスタマイズが可能です。
プレゼントにも最適!シャーボX選びのポイントと注意点

高いカスタマイズ性と品質を誇るシャーボXは、就職祝いや昇進祝い、文房具好きな方への誕生日プレゼントとして喜ばれるアイテムです。自分だけの仕様にできる特別感が贈り物の価値を高めます。
プレゼントとして選ぶ際は、贈る相手の好みやライフスタイルを考慮することが大切です。普段の筆記具、好きな色やデザイン、使用目的(仕事用かプライベート用か)などをリサーチしましょう。落ち着いたデザインを好む方にはST3やTS10のダーク系、華やかなものが好きな方にはSL6の明るいカラーやTS10のゴールドアクセントモデルなどが考えられます。
最も重要な注意点は、シャーボXは基本的に本体軸のみの販売であることです。本体だけでは筆記具として使えないため、必ずシャープメカ部品とボールペン替芯をセットで購入し、できれば本体にセットした状態で贈るのが親切です。リフィル選びに迷う場合は、一般的な組み合わせ(例:0.5mmシャープ、エマルジョンインク黒・赤0.7mm芯)を選ぶか、店員に相談しましょう。公式ストアではリフィルがセットになったギフトセットも販売されている場合があります。
高級モデルのTS10などは立派な化粧箱に入っており、ギフト感を高めます。名入れサービスを利用すれば、さらに特別な一本を演出できます。
長く愛用するために知っておきたいメンテナンスと豆知識

お気に入りのシャーボXを長く快適に使うためには、基本的なメンテナンス方法と豆知識が役立ちます。
基本メンテナンスとして、リフィル交換方法を覚えましょう。本体軸を回転させて分解し、リフィルを交換します。この際、リフィルは奥までしっかり差し込むことが重要です。挿入が不十分だと作動不良の原因になります。
シャープメカユニットは、先端の金属部分(先金)が緩んでいないか時々確認しましょう。緩むと作動不良の原因となり得ます。軸を回転させて芯を切り替える際、速く回しすぎると内部で芯同士が接触し回転が止まることがあります。その場合はゆっくり回し直すと改善することが多いです。丁寧な操作が求められます。
軸の汚れは乾いた柔らかい布で拭くのが基本です。アルコールやシンナー類は塗装を傷める可能性があるので避けましょう。
豆知識として、一部モデル(ST3やCB8など)では、ゼブラの「デルガード +2C」用「デルガードシャープメカ」を流用できるというユーザー報告があります。これは芯折れを防ぐデルガードシステムをシャーボXで使える可能性を示唆しますが、メーカー非公式であり自己責任となります。
定期的なチェックと少しの気遣いで、シャーボXは長く活躍してくれるでしょう。
総括:決定版!シャーボXどれがいい?あなたに最適な一本を見つける完全ガイド
この記事のまとめです。
- シャーボX選びの最終結論は個人の価値観と用途による
- TS10は最高のステータスと多機能性を求める人向けである
- CB8はモダンなデザインと軽快な実用性を両立させたい人向けだ
- LT3はスリムさと精密な書き味を手頃な価格で求める人向けである
- ST3はビジネスシーンでの信頼感と定番の安心感を重視する人向けだ
- SL6は上品なレザー調デザインと豊富な色から選びたい人向けである
- 本体軸とリフィルは別売りが基本なので購入時に注意が必要だ
- エマルジョンインクは滑らかさと濃さを両立した万能選手である
- ジェルインクは発色の良さと軽い書き味が魅力だ
- 油性インクは耐水性や長期保存に適している
- シャープメカは0.3mm、0.5mm、0.7mmから用途に応じて選ぶべきだ
- リフィルは4C規格準拠品を選び他社規格との互換性は低いと認識すべきだ
- プレゼントにする際はリフィルをセットにする心遣いが大切である
- リフィルの挿入不足や先端の緩みが不調の原因になることがある
- 自分だけの一本を育てる楽しみがシャーボX最大の魅力と言えるだろう